3年前から左膝が痛くなった女性の告白
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痛み止めと注射の日々
50代の女性で3年前から左膝が痛くなり、歩く、椅子からの立ち上がり、立位姿勢で膝が痛くなり半年前から杖をつくようになりました。
毎日左膝を庇いながらの歩行動作で痛み止めが手放せない状態になっていて、痛みが強いと膝にヒアルロン酸注射を打ってもらっていたのですがそれでも症状はあまり変わらなかったそうです。
左膝をレントゲンで検査をしてみると多少軟骨がすり減っているような感じがあり、左の股関節は棘とげの様なものがあるかもしれないと言われて何度か左膝に水も溜まっていました
そこまで大きな変形などが無いのになぜ左膝を庇うように歩かないと歩けない位の痛みに3年間も悩まされているのか?
あなたならなぜだと思いますか?
人は痛みのある場所に着目しがちです。
痛みがある所に自然と手がいきますよね
ですが、痛みの原因が痛みのある患部になかったら?
痛みが膝にあっても痛みの原因が膝にないと知っていたらそれでも膝を庇いますか?
この女性は3年間も膝が痛く、その膝の痛みを少しでも和らげようと庇います
ですが、痛みのある患部に原因がなかったため庇っている事行為が自分の首を絞めてしまっていたのです。
本人からしたら痛いから庇うって発想ですが、3年間も治らなかった理由は
膝を庇っていたから治らなかったのです。
膝痛では勘違いがとても多いです
膝痛治療での5つの間違い
1、湿布と痛み止めをしてれば治る
湿布と痛み止めではその場限りの対処療法にしかなっていません。
毎日同じ道で転んで膝に擦り傷を作って帰ってくる子供にあなたは絆創膏をしてあげますが、それで子供は擦り傷を作って帰って来なくなりますか?
今あなたが膝痛に対してやっている湿布や痛み止めは子供に絆創膏を毎回貼ってあげるのと同じ事ですよ。
2、膝の痛みは変形しているせいで痛い
変形性膝関節症と診断されたり、O脚やX脚の方はほぼこの変形のせいで膝に痛みがあると思っています。
しかし!
なぜ変形したのかを考えたことはありますか?
変形する理由としては、筋肉の偏った使い方や使い過ぎ、重心などのバランスの悪さから膝が変形していきます。
なので、変形している膝に対してアプローチしてもその場限りで根本治療にはなりません。
3、膝に注射をすれば治る
膝が痛い時でよくある治療として膝に注射を打つ事があると思います。
注射を打つ事でその場では痛みが楽になりますがすぐに痛みが戻ってきませんか?
痛み止めの薬と一緒で、注射も一時的に痛みを抑えてるだけです
膝に水が溜まって水を抜くと楽になるのも同じ事です。
4、太ももの筋肉をつければ治る
巷でもよく言われていると思いますが
「膝が痛ければ太ももの筋肉を鍛えて膝を守りましょう」
確かに太ももの筋肉は膝に関連が深い筋肉ですが、膝痛を引き起こす理由として
太ももの筋肉がないから膝が痛くなるのではなく
ほとんどの場合は太ももの筋肉を過度に使いすぎて痛みがでている事が多いです
今まで膝の痛みを治そうと頑張ってトレーニングをしてて痛みは改善しましたか?
改善していないのであれば間違っていますよ。
5、膝周りに電気やマッサージをする
膝関節は荷重関節で常に負荷がかかりやすい関節になります
なので膝に負担がかかる姿勢や、バランスの悪い重心のかけ方をしていると膝に痛みがでできてしまうのですが
それは膝が悪いからですか?
膝痛は必ずしも膝に原因があるとは限りません
膝痛治療で膝周りに電気やマッサージをしてもその場では楽かもしれませんが
根本改善は難しいです。
膝痛の根本改善には原因究明が必須です
膝の痛みがなかなか治らないあなた
膝の痛みは”なぜ膝に痛みがでてしまっているのか”を突き止めていけばいい方向へと向かっていく事が出来ます。
しかし、間違った認識を持ったままアプローチしていては改善出来る痛みも改善出来なくなってしまうのでまずは自分の膝の痛みが何が原因ででているのかを把握するために情報をとってください。
もしあなたが膝の治療をしていて症状が変わらないならその治療は間違っている可能性が高いです。
今やっている治療をしてどれ位経ちますか?
何週間?何ヶ月?何年?
変わらないなら行動を変えましょう!変わらないのに同じ行動を取っていては今までと同じ結果にしかなりませんよ